圧迫骨折
2016-07-11
近頃、圧迫骨折をされた患者さんが、多く見受けられます。
過去に、圧迫骨折を経験されたという方も、また多いようです。
整形外科に通院後、1ヶ月~3ヶ月ぐらい経過して骨折は回復した状態でも、
痛みや違和感がある、足の重だるさ、しびれなどで、来院される場合がほとんどです。
脊椎圧迫骨折とは、骨粗しょう症など骨密度が減少する原因で、骨どうしがぶつかり合う
ことで、椎体がつぶれてしまうのが一番多いようです。
高齢者や女性に起こりやすい症状です。
胸椎と腰椎の場合が主に多く、転倒、尻もち、咳、くしゃみなどの衝撃で
骨折することがあります。
現在では、直接的な原因がなくても、骨がもろくなって骨折に至るなど、
いつの間にか骨折、とも言われています。
はりきゅう治療により脊柱起立筋をゆるめ、温めて、背中と腰から足にかけての血流を
良くします。
今まで、コルセットなどで固定しなければならなかった患者さん、背中がゆるんでくると
本当に気持ちよさそうですよ。
その他、バランスの良い食事、特にカルシウムを十分に摂ることを心がけ、
散歩やストレッチなど軽い運動をして、筋肉を使っていくことが必要です。
少し時間はかかりますが、日常生活の過ごし方がとても大切だと思います。