自律神経
2021-04-17
私達は身体の調子が悪い時、自律神経のバランスが崩れていると、よく表現します。
肩こり、腰痛、頭痛、目の疲れ、冷え性、むくみ、だるさ、不眠、胃弱、更年期症状・・・
どれも自律神経や血流が関係してきます。
ほとんどの方が、1つや2つは感じていらっしゃる症状なのではないでしょうか?
ましてコロナ禍の現在、自分の身体の傾向性にストレスや不安が加わって、
体調が気になる方は大変多いと思います。
バリバリと活動的に動いている時の交感神経
ゆるゆると体と心に休息を与える副交感神経
エンジンとブレーキの関係と言われますが、
2つの神経の間を行ったり来たりしながら、バランスをとっています。
この振り子のような自律神経が体調を自動的に作り上げていますが、
バリバリ神経かゆるゆる神経か、どちらかに偏ってしまうと体調が悪くなってきます。
偏る原因は生活習慣、食事、ストレスなどいろいろあるのだと思いますが、
できるだけ偏らないように、振り子をリズムよく動かしていきたいですね。
身体全体に働きかける鍼灸治療も、経絡という線路のようなツボの刺激によって、
もとある力を引き出して、自律神経の乱れをととのえていく治療法です。
古来より伝わっている、すばらしい方法です。
また呼吸法は、自分でできる自律神経をととのえる方法です。
ヨーガの中でも、呼吸法はとても大切です。
呼吸を意識しながら、天に向かって大きく手を伸ばす時、手を伸ばしながら、
今一生懸命手を伸ばしているよと、その体の感覚や刺激に気持ちを向けていきます。
体をゆっくり動かすことで心も動かし、体の内側と対話してみます。
呼吸法によって自分自身を誘導し、副交感神経優位のリラックスした状態になります。
そしてバリバリ神経とゆるゆる神経の切り替えが、ヨーガを通してスムーズに行えるように
なるのです。
他にも自律神経をととのえる方法を、いろいろ勉強していきたいと思います。
森林浴もバリバリ神経を癒してくれます!