坐骨神経痛

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坐骨神経痛

2012-11-15

寒くなって、腰から下肢にかけての坐骨神経痛を訴える方が増えてきました。
坐骨神経とは、腰椎の4・5番目の神経と仙骨の前面から出ている神経が、臀部から大腿部
および下腿部に走行する、人体でも太い神経です。
この坐骨神経の走行に沿って、腰 ・ 臀部 ・ 下肢にシビレや痛みをもたらすのが
坐骨神経痛です。
時には激しい痛みとなって、患者さんを苦しめることがあります。
原因としては、症状の強弱はありますが椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、変形性腰椎症、
腰椎すべり症、大臀筋や梨状筋の疲労などが考えられます。
また坐骨神経の障害時には、さまざまな神経症状がでて回復までに時間がかかるようです。
整形外科における、筋弛緩剤、鎮痛剤、ブロック注射を経て、来院される方も多いです。
治療時には、筋肉の引きつれで上向きでベッドに寝ることができず、横向きまたはうつ伏せで
治療を始めることもあります。
坐骨神経の走路のツボに鍼をうち、遠赤外線で温めながらゆっくりとしていただきます。
自律神経の関係で、うとうと眠ってしまうぐらいの方が効果があります。
鍼特有の鎮痛作用が働き、痛みをやわらげます。
ポイントのツボには、お灸も使用します。
東洋医学では、骨の変形やすり減りなどの老化現象は、五臓の中で腎の弱りと考え、
腎虚といいます。
腎虚の場合、腰痛になりやすいとされるので、腎を補うような根本的な治療も
同時にしています。
すると免疫力がアップして、自力で治すことにもつながります。
また坐骨神経痛は、特に寒邪と湿邪を敏感に感じとり、経絡が阻害されると痛みが増強
されるので、お風呂などで体を温める工夫をしていただいてます。
状態が少し落ち着いている時には、軽い運動もお勧めします。
     


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